本作をいち早くご覧いただいた、井上花月さん(Laura day romance)、上野千鶴子さん(社会学者)、宇多丸さん(RHYMESTER)、小川紗良さん(映像作家・文筆家・俳優)、鴻上尚史さん(作家・演出家)、國分功一郎さん(哲学者)、武田砂鉄さん(ライター)、竹中夏海さん(振付演出家/エンタメ産業カウンセラー)、信田さよ子さん(公認心理師)、ブレイディみかこさん(ライター)、宮地尚子さん(精神科医/大学教員)、安田菜津紀さん(メディアNPO Dialogue for People副代表/フォトジャーナリスト)と、各界より総勢12名の方から絶賛コメントが届きました!
この映画を短文で表すのは困難だ。テーマはくっきりとしているのに、そこに関わる人は多様で、その文脈も多義的だから。そう、「壁の向こう」の人々に単純なレッテルを貼り、思考停止し、「私とは違うのだ」と切り離してこなかったか――問われるのは彼ら以上に、この映画を観る「私」なのかもしれない。 ——安田菜津紀(メディアNPO Dialogue for People副代表/フォトジャーナリスト)
誰も出会ったことのない映像──唯一無二のラップ・ワークショップとその記録
『プリズン・サークル』(19/文化庁映画賞大賞)など、米国や日本で刑務所や受刑者を長年取材し、処罰から回復への実践を追い続ける坂上香による最新作。ワークショップは坂上と、彼女が率いるNPO団体out of frameが企画し、ラッパー、ダンサー、詩人といった仲間たちと共に立ち上げたかつてないプロジェクトだ。日本初の試みであり、実施や撮影許可にはいくつもの障壁があった。それらをひとつずつクリアしながら、言葉にならない想いを叫ぶ人、その声を掬う人──塀の中と外で生きる人々の姿をつぶさに記録し、6年の歳月を経て誕生した。これは、制度と司法のその先に確かにある、回復と変容の最前線。願わずにはいられない「君の行く道に光がありますように」。
誰も出会ったことのない映像──唯一無二のラップ・ワークショップとその記録
『プリズン・サークル』(19/文化庁映画賞大賞)など、米国や日本で刑務所や受刑者を長年取材し、処罰から回復への実践を追い続ける坂上香による最新作。ワークショップは坂上と、彼女が率いるNPO団体out of frameが企画し、ラッパー、ダンサー、詩人といった仲間たちと共に立ち上げたかつてないプロジェクトだ。日本初の試みであり、実施や撮影許可にはいくつもの障壁があった。それらをひとつずつクリアしながら、言葉にならない想いを叫ぶ人、その声を掬う人──塀の中と外で生きる人々の姿をつぶさに記録し、6年の歳月を経て誕生した。これは、制度と司法のその先に確かにある、回復と変容の最前線。願わずにはいられない「君の行く道に光がありますように」。
これは「遠い国」のできごとだろうか。いや、性差別を容認し、加担してきたこの世界の問題だ。同様の構造は、身近な社会にも、そして自分自身にも埋め込まれている。「女性たちはすでに声をあげている、家に縛られないように」と、ハワは言う。その声をかき消してきたのは誰か。
佐藤慧(メディアNPO Dialogue for People代表/フォトジャーナリスト)