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2024.11.14

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2024.11.08

12/7㊏公開『どうすればよかったか?』本予告編解禁&推薦コメント続々到着!

今年12月7日(土)より[東京]ポレポレ東中野、ヒューマントラストシネマ有楽町、[大阪]第七藝術劇場にて、12/14㊏より[札幌]シアターキノほか全国順次公開が決定。
統合失調症の症状が現れた姉と、彼女を精神科の受診から遠ざけた両親を、弟である監督自身が記録していく本作。カメラを通した家族との対話は20年に及び、“どうすればよかったか?” という正解のない問いが容赦なく響きつづける破格のドキュメンタリーです。

この度、本予告編が解禁となり推薦コメントも続々到着!
配信・ソフト化は未定となります。ぜひ劇場でご覧ください。

🟡本予告編🟡

▽YOUTUBE▽



🟡コメント🟡

家族の映像を記録し、公開することの可否を、息子に問われた老いた父の返答に、複雑な感情でなんともいえず胸がきゅうっと詰まった。
どこかほっと安堵したような気持ちにもなったわたしは、もしかするとその返答を「正解」だと感じた、あるいは「受け入れた」のかもしれない。
わたしは、いつも「正解」を求めてしまうのだな。自分にも、誰かにも。
――青山ゆみこ(編集・ライター)


「どうすればよかったか?」という問いに正解を答えるのは、決して難しいことではない。
それでも人は必ずしも正解を選ばない。どうすればよかったか、みんな本当はわかっているはずだった。
鎖のかかった扉の内側から家族を見つめる静かな視点。
終わっていく物語は私たちにもういちど問う。一体、どうすればよかったか、と。
――伊藤亜和(文筆家)


姉の病気を認めないことで成立する「家族」のあり方。おそらく多くの機能不全家族にも通じる矛盾であり、その矛盾をはっきりとカメラに残したドキュメンタリーである。
――インベカヲリ★(写真家、ノンフィクション作家)


姉、弟、父、母。
一緒に暮らしているがゆえに、どうしようもなく孤立していく人たち。

聞こえてる? 聞こえてるよね。
25年間にも及ぶ、すれ違う会話の集積が問いかける。
では、家の中に閉じ込められた困難に、社会は、他者は、何ができるのか。
どうすればよかったか。――わたしたちはこの映画から、対話を始めたい。
――瀬尾夏美(アーティスト、詩人)


解釈を拒む奇妙で厳しい現実を、そのままゴロっと差し出したような映画である。だからか、どう評していいのか分からない。観た後しばらく茫然とするしかなかった。
――想田和弘(映画作家)


映像はふるえている。目もくらむ年月を重ねたままならない日々と家族が、そこにうつっている。求めることができなかった助けの声が、問いのかたちとなって社会に手渡された。映像を観たいま「あなたたちはこうすればよかった」ではなく「わたしたちはどうすればよかったか」という思いが離れない。
――永井玲衣(哲学者)


ある時点よりも先の未来の物語には、常に無数の筋があります。
その時点での環境、不安、希望、知識、出会いなど、様々なものに影響されながら、その人や周りの人たちは一つの筋の物語を紡いでいきます。
人生の物語はどの時点でも道半ばで、いくらでも振り返ることはできるけど、歩んでいる筋のよしあしに正解はきっとありません。
どうすればよかったか?
問いは壮大。考え続けることは楽ではない。
けれど、とても稀有な記録、記憶をたどりながらそれを一緒に考えるような鑑賞体験は、とても貴重で意義ある時間に感じられました。
――星野概念(精神科医 など)


これは私たちの映画だ。「両親は玄関に鎖と南京錠をかけて姉を閉じ込めた」と聞けば、常識的ではない家族の記録と早合点しそうになるが、事はそうシンプルではない。統合失調症の「姉」に大多数の人と異なる点があるのは確かだが、常識的ではないかといえば違う。そろって医者の「両親」は常識人であることに執着し、常識的ではない日々にたどり着いた。では、そんな家族を撮りつづけた監督のふるまいは常識的といえるか。誰にとっても他人事ではない人生がここにある。
――松尾潔(音楽プロデューサー・作家)


観終えてずっと考えている。どうすればよかったのか。でも答えはまだ見つからない。早く医療に繋げるべきとか拘束すべきではないとかのフレーズは浮かぶけれど、それが根源的な解だとは思えない。きっと他にある。だからもう少し考え続ける。
――森達也(映画監督、作家)


カメラを持った男――弟であり息子でもある彼は、「撮る」ことでいかに自らの家族と、そして世界と切り結ぼうとしたのか。
記録されることがなかったかもしれない場所で、「ともちゃん」と呼ばれる男から、人間探究の目が立ち上がってくる。我々はこの目の発動を映画と名付けているのではないか。カメラの前で老いた父親と真っ直ぐ向き合う藤野知明監督の姿が、この映画の決定的な余韻として残っている。
――森直人(映画評論家)


🟡イントロダクション🟡

家族という他者との20年にわたる対話の記録

面倒見がよく、絵がうまくて優秀な8歳ちがいの姉。両親の影響から医師を志し、医学部に進学した彼女がある日突然、事実とは思えないことを叫び出した。統合失調症が疑われたが、医師で研究者でもある父と母はそれを認めず、精神科の受診から姉を遠ざけた。その判断に疑問を感じた弟の藤野知明(監督)は、両親に説得を試みるも解決には至らず、わだかまりを抱えながら実家を離れた。

このままでは何も残らない——姉が発症したと思われる日から18年後、映像制作を学んだ藤野は帰省ごとに家族の姿を記録しはじめる。一家そろっての外出や食卓の風景にカメラを向けながら両親の話に耳を傾け、姉に声をかけつづけるが、状況はますます悪化。両親は玄関に鎖と南京錠をかけて姉を閉じ込めるようになり……。

20年にわたってカメラを通して家族との対話を重ね、社会から隔たれた家の中と姉の姿を記録した本作。“どうすればよかったか?” 正解のない問いはスクリーンを越え、私たちの奥底に容赦なく響きつづける。分かりあえなさとともに生きる、すべての人へ向けた破格のドキュメンタリー。

・・・・・・・・・・📹

\12/7㊏公開📽劇場も順次拡大中/
『どうすればよかったか?』
監督・撮影・編集 藤野知明
制作・撮影・編集 淺野由美子
編集協力 秦岳志 整音 川上拓也
製作 動画工房ぞうしま
配給 東風

2024年/101分/日本/DCP/ドキュメンタリー
(C)2024動画工房ぞうしま

📌公式サイト▶dosureba.com

📌公式X▶@dosureba_film

📌公式note▶『どうすればよかったか?』マガジン
2024.10.28

11/19㊋『国葬の日』DVD発売記念スペシャルトーク 星野智幸×大島新

ドキュメンタリー映画『国葬の日』
DVD発売記念スペシャルトーク
星野 智幸×大島 新


【日時】
2024年11月19日(火)
OPEN 18:30 / START 19:00


【会場】
ロフトプラスワン
(新宿区歌舞伎町1-14-7 林ビルB2)


【出演】
星野智幸(作家)
大島新(ドキュメンタリー監督)

あの日、日本で何が起きていたのかー。『なぜ君は総理大臣になれないのか』『香川1区』の大島新監督が、全国10都市を記録し描いた『国葬の日』(2023年9月劇場公開)。日本映画ペンクラブ文化映画部門2023 第1位受賞。

DVDの発売を記念して、作家の星野智幸さんをお迎えし大島監督とスペシャルトーク!作品を絡めながら、この社会を取り巻く分断についてじっくりと対話します。

*映画本編の上映はありません

【詳細】
https://www.loft-prj.co.jp/schedule/plusone/298163


【会場観覧チケット】
前売:¥1,500 (1オーダー必須(¥600以上))
▼前売はLivepocketにて販売!
https://t.livepocket.jp/e/9exad


【配信チケット】
視聴チケット¥1,200(アーカイブ2週間配信)
https://twitcasting.tv/loftplusone/shopcart/339905
※アーカイブ視聴:12月3日(火) 23:59 まで



『国葬の日』DVD発売中!
https://kokusou.jp/news/dvd-20241025/


2024.09.26

12/7㊏公開『どうすればよかったか?』特報解禁&藤野知明監督メッセージ到着!

山形国際ドキュメンタリー映画祭2023[日本プログラム]、座・高円寺ドキュメンタリー映画祭2024[コンペティション部門]などで上映され、観客にほかになく強烈な印象を残した本作。公開を待ち望む声も多く聞かれ、今年12月7日(土)より[東京]ポレポレ東中野ほか全国順次公開が決定しました!
分かりあえなさとともに生きる、すべての人へ向けた破格のドキュメンタリー。この度、特報が解禁となり、藤野知明監督よりメッセージも到着しました。この冬、ぜひ劇場へお越しください⛄

🟡特報予告🟡

▽YOUTUBE▽



🟡ディレクターズ・メッセージ🟡

姉はたくさん才能を持って生まれましたが、発症してからは、それを十分に発揮することなく、ほとんど独りで生きていました。
我が家の25年は統合失調症の対応の失敗例です。
どうすればよかったか?
このタイトルは私への問い、両親への問い、そして観客に考えてほしい問いです。
撮影も編集も拙いですが
見るに値するものが映っていると思います。

——藤野知明(監督)



🟡イントロダクション🟡

家族という他者との20年にわたる対話の記録

面倒見がよく、絵がうまくて優秀な8歳ちがいの姉。両親の影響から医師を志し、医学部に進学した彼女がある日突然、事実とは思えないことを叫び出した。統合失調症が疑われたが、医師で研究者でもある父と母はそれを認めず、精神科の受診から姉を遠ざけた。その判断に疑問を感じた弟の藤野知明(監督)は、両親に説得を試みるも解決には至らず、わだかまりを抱えながら実家を離れた。

このままでは何も残らない——姉が発症したと思われる日から18年後、映像制作を学んだ藤野は帰省ごとに家族の姿を記録しはじめる。一家そろっての外出や食卓の風景にカメラを向けながら両親の話に耳を傾け、姉に声をかけつづけるが、状況はますます悪化。両親は玄関に鎖と南京錠をかけて姉を閉じ込めるようになり……。

20年にわたってカメラを通して家族との対話を重ね、社会から隔たれた家の中と姉の姿を記録した本作。“どうすればよかったか?” 正解のない問いはスクリーンを越え、私たちの奥底に容赦なく響きつづける。分かりあえなさとともに生きる、すべての人へ向けた破格のドキュメンタリー。

・・・・・・・・・・📹

\12/7㊏ポレポレ東中野にて公開/
『どうすればよかったか?』
監督・撮影・編集 藤野知明
制作・撮影・編集 淺野由美子
編集協力 秦岳志 整音 川上拓也
製作 動画工房ぞうしま
配給 東風

2024年/101分/日本/DCP/ドキュメンタリー
(C)2024動画工房ぞうしま

📌公式サイト▶dosureba.com

📌公式X▶@dosureba_film

📌公式note▶『どうすればよかったか?』マガジン
2024.08.30

『五香宮の猫』激推しコメントぞくぞく到着!

【10月19日(土)】より[東京]シアター・イメージフォーラムを皮切りに全国順次公開となる『五香宮の猫』
公開に先立ちご覧いただいたみなさまから激推しが到着しました!
近日中に公式HPもオープン予定です、もうしばしお待ちください🐈

<コメント> *順不同、敬称略

のどかな晴れの国の景色と、草花と生き物を神と共に守るお年寄り、こどもたちと旅人たち。誰のものでもない猫たちが刺繍糸のようにそれぞれの関係をステッチして海辺の町の中をキルトのように繋げていく。正解がない課題でも話し合い続ける場を設けられる豊かさに小さな政治の希望と温もりを感じて心に温かい光を灯してもらえたようです。
――ほしよりこ(漫画家)

ひとの暮らしに猫がいる。
猫がいるからひとが来る。
排除とか共存とかの一線を決めないところに平和があるのかなあ。
嵐の日でも猫が腹をだして眠るのはひとの傍らなんだなあ。
――小林聡美(俳優)

今、この社会の喜怒哀楽はゴツゴツしているけれど、この作品の喜怒哀楽はなぜか柔らかい。
なんでだろう。
――武田砂鉄(ライター)

共生は、容易いものではない。子どもも、大人も、住民も、旅人も、参拝者も、ドキュメンタリー作家も、それぞれの思いで境内に集い、小さな命と向き合う。そのプロセスが「猫視点」で見えてくる、肉球のようにやわらかな町の記録。
――小川紗良(文筆家・映像作家・俳優)

小さな港町の再現しえない一回性の出来事。そこには、ネット上を飛び交う、文脈から切り離された「情報」とは異なる、地に足の着いた人びとの「知恵」が映り込んでいる。
――松村圭一郎(文化人類学者)

神社という場で、猫を媒介に、ひとと動物、植物が織りなす小宇宙が広がっていく。
提起されるのは「自分たち」の境界線をどこに引くのかという問いだ。「自分たち」とは集落の人間か、外の人間も含めるのか。わかりあえない人間はどうするのか。人間だけでなく動物も含めるのか。
映画はやがて、他者と棲み分けるのではなく、ともに「棲みあう」地平とはどのようなものなのか、という新たな問いを拓いていく。
――森千香子(同志社大学教授/社会学者)

時に厄介者扱いされたり、癒しを求められたり、観光客の呼び込みを期待されたり、そして、捨てられたり――高齢化する小さな集落の猫たちの姿を追うほどに、こんなにも重層的な社会が見えてくるなんて。
――安田菜津紀(メディアNPO Dialogue for People(D4P)副代表/フォトジャーナリスト)

どうして想田さんは「猫の映画」なんか撮るんだろうと不思議に思っていたけれど、これは最初から最後まで非情なまでに「人間についての映画」だった。猫が目の前にいる人間の本性を容赦なく映し出してしまうとはこの映画を観るまで知らなかった。
――内田樹(思想家、武道家)

長い年月、この石段を登り降りしてきた人々。
その足元を、猫たちがするすると行き交い、人々を繋いでいる。
人間、猫、魚、植物…あらゆる生きものの命が光る瞬間がここにある。
――坂本美雨(ミュージシャン)

植物、微生物、昆虫、動物、人‥‥
種も、個も、みな、体感する世界が違うので、共生ってとても難しいでも地域でみんなで暮らすわけだから諦めるわけにはいきません
生きとし生けるものが幸せで、安らかで、自由でありますようにと願い続けて、謙虚かつ気楽に生活したいと改めて思いました
――星野概念(精神科医 など)


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🎬公式WEBサイト(近日中に本アップ予定!)https://gokogu-cats.jp/
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【公開劇場】(これからもぞくぞく増えていきます!)
東京 シアター・イメージフォーラム 10月19日(土)〜
大阪 第七藝術劇場  10月19日(土)〜
京都 京都シネマ  10月19日(土)〜
岡山 シネマ・クレール 10月25日(金)〜
札幌 シアターキノ 10月26日(土)〜11月1日(金)
埼玉 深谷シネマ 10月27日(日)〜11月9日(土)
福岡 KBCシネマ1・2 11月1日(金)〜
広島 横川シネマ 11月2日(土)〜
宮城 フォーラム仙台 11月15日(金)~
山形 フォーラム山形 12月6日(金)〜
福島 フォーラム福島 12月6日(金)〜
栃木 宇都宮ヒカリ座 1月10日(金)〜23日(木)
愛知 ナゴヤキネマ・ノイ 近日公開
兵庫 元町映画館 近日公開
茨城 あまや座  近日公開
神奈川 横浜シネマ・ジャック&ベティ 近日公開
広島 シネマ尾道 近日公開
愛媛シネマルナティック 近日公開
熊本 Denkikan 近日公開
長野 長野相生座ロキシー 近日公開
沖縄 桜坂劇場 近日公開

📚書籍情報
想田和弘著 フォトエッセイ集「猫様」(発行:ホーム社/発売:集英社)10月18日(金)刊行!

2024.08.14

10/19㊏公開『五香宮の猫』予告編解禁🐈

⋱予告編解禁⋰
10/19㊏公開『五香宮の猫』🐈


想田和弘監督最新作にして、
記念すべき観察映画第10弾📹´-

“この映画は、自由な猫たちと優しい人々への豪華な贈り物だ。”


🔷本予告編🔷

▽YOUTUBE▽



🎬劇場情報
10/19(土)より[東京]シアター・イメージフォーラム、[大阪]第七藝術劇場、10/25(金)より[岡山]シネマ・クレールほか全国順次公開

📍『五香宮の猫』全国共通特別鑑賞券 ¥1500-(税込)【販売中
*牛窓の猫さんのポストカード2枚セット」付き(数量限定)



📚書籍情報
想田和弘著 フォトエッセイ集「猫様」(発行:ホーム社/発売:集英社)10月18日(金)刊行予定

【WEB】http://gokogu-cats.jp
【X】https://x.com/soda_film_info
2024.07.18

想田和弘監督最新作『五香宮の猫』10/19より公開決定!!

『選挙』『港町』『精神0』などの想田和弘監督最新作『五香宮の猫(ごこうぐうのねこ)』の公開日が【10月19日(土)】に決定しました!
[東京]シアター・イメージフォーラムを皮切りに、全国順次公開となります。日本公開版のメインヴィジュアルが完成、公開にあたって想田和弘監督、柏木規与子プロデューサーからのメッセージが届きました。
さらに想田和弘著のフォトエッセイ「猫様」(発行:ホーム社/発売:集英社)も10月18日(金)刊行予定です。

27年間暮らしたニューヨークを離れ、始まった新しい暮らし。人と人、人と猫、人と自然――小さな港町での営みの中で見えてくる他者と生きることの難しさと愛おしさ。
猫好きの方はもちろん、そうでない方も、猫も杓子も、みなさんぜひご覧ください!
映画『五香宮の猫』ポスターヴィジュアル、茶トラの猫のあたまの上に牛窓の人々の姿

🖋MESSAGE
牛窓の猫や人々の日常を観察し描写した、静かな映画である。ドキュメンタリーに大事件や大惨事やメッセージ性は必要なく、自分に見えた世界をありのままに描写できればそれでよし。そう信じて観察映画を作り続けてきたが、本作でついにその理念を徹底できたように感じている。ぜひご覧ください。
――想田和弘

この映画は、長年住み慣れたニューヨークから越してきて、「新参者」として必死に地元に馴染んでいこうとする想田と私の赤裸々な奮闘記でもあります。自分の間抜けな姿は見るに堪えられませんが、牛窓の美しい四季折々、生きとし生けるものの荘厳さをできる限り自分達の経験に近いように映し出すことができたのではと思います。 Please enjoy!
――柏木規与子


🚢INTRODUCTION
ニューヨークから小さな港町へーーー
瀬戸内の風光明媚な港町・牛窓。古くから親しまれてきた鎮守の社・五香宮(ごこうぐう)には参拝者だけでなく、さまざまな人々が訪れる。近年は多くの野良猫たちが住み着いたことから“猫神社”とも呼ばれている。2021年、映画作家の想田和弘とプロデューサーの柏木規与子は、27年間暮らしたニューヨークを離れ、『牡蠣工場』(15)や『港町』(18)を撮ったこの牛窓に移住した。新入りの住民である夫婦の生活は、瀬戸内の海のように穏やかに凪ぎ、時に大小の波が立つ。猫好きのふたりは、地域が抱える猫の糞尿被害やTNR活動、さらには超高齢化といった現実に住民として関わっていくことになる。

営みに目を凝らし見えてくるもの
伝統的なコミュニティとその中心にある五香宮にカメラを向ける想田は「映画監督になった理由」を問われ、「これ映画になるの?」と突っ込まれる。そんなやりとりの愛おしさ、想田流“参与観察”ならではのハプニング。小さな対立と不意に展開する幸福な偶然。四季折々の美しい自然のなか、生きとし生けるものが織りなす限りなく豊かな光景。それは愉快で厳しく、シンプルで複雑な世界の見取り図でもある。『精神0』から4年、記念すべき観察映画第10弾となる本作は、世界各国の映画祭でSOLD OUTが続出し、熱狂の拍手で迎えられた。これは、作家自身の物語であり、他者との共存を想うあなたの物語。


🎬劇場情報
10/19(土)より[東京]シアター・イメージフォーラム、[大阪]第七藝術劇場、10/25(金)より[岡山]シネマ・クレールほか全国順次公開📚書籍情報想田和弘著 フォトエッセイ集「猫様」(発行:ホーム社/発売:集英社)10月18日(金)刊行予定

【WEB】http://gokogu-cats.jp
【X】https://x.com/soda_film_info
2024.07.17

映画『マミー』本予告編完成・コメント到着

8月3日(土)より全国公開の
ドキュメンタリー映画『マミー』映画の「本予告編」が完成しました。


また、ドキュメンタリー監督の大島新氏に加え、 映画『福田村事件』監督の森達也氏、漫画家の押見修造氏、ライターの武田砂鉄氏、仏「リベラシオン」紙/「ラジオ・フランス」特派員の西村カリン氏、ノンフィクション・ライターの角岡伸彦氏、ライターのISO氏、公認心理師の信田さよ子氏、ジャーナリストの丸山ゴンザレス氏、映画評論家の町山智浩氏からのコメントが到着しました。

コメント全文はHPから▽
https://mommy-movie.jp/#comment


二村真弘監督『マミー』 2024年8月3日(土)より東京 シアター・イメージフォーラム、大阪 第七藝術劇場、ほか全国順次
2024.07.11

映画『マミー』の公開について

8月3日(土)から予定しているドキュメンタリー映画『マミー』の公開について、配給会社の東風より以下のとおりお知らせいたします。

このたび、本映画に登場する林眞須美さんのご親族から、本映画の公開に関連する誹謗中傷や嫌がらせを予想以上に受けており、日常生活が脅かされる不安が日に日に増しているとのご相談がありました。
そのため、本映画の製作者、配給会社、ご親族の三者で協議した結果、善後策として本編の映像の一部に加工を施したものを上映することにいたしました。
公開の中止や延期はいたしませんので、ぜひ映画館のスクリーンでご覧ください。

なお、本映画に関連する誹謗中傷や嫌がらせに対しては、法的措置を含め、厳正に対処します。


映画『マミー』配給
合同会社 東風


ーーーー
お問合せ先
東風 E-MAIL info@tongpoo-films.jp
2024.06.14

▰▰『マミー』特報予告編 解禁&公式サイト 本オープン▰▰

ドキュメンタリー映画『マミー』

|◤和歌山毒物カレー事件から26年目の挑戦◢|

あの「和歌山毒物カレー事件」を多角的に検証した驚愕の問題作。
特報予告編がついに解禁!

映画公式サイトも本オープン▼
mommy-movie.jp


🔷特報予告編🔷

▽YOUTUBE▽



  
(C)2024digTV

📍『マミー』全国共通特別鑑賞券 ¥1500-(税込)【販売中
*事件の年表と最高裁判決文を掲載した「鑑賞ガイド」付き

二村真弘監督『マミー』
🎬2024年8/3㊏より、東京 シアター・イメージフォーラム、大阪 第七藝術劇場、ほか全国順次

◇HP:mommy-movie.jp

◇X @mommy_movie2024

◇note 『マミー』マガジン