撃たれた自由の声を撮れ撃たれた自由の声を撮れ
〈女性〉が教育を受けられない唯一の国、タリバン支配下のアフガニスタン。夢も希望も奪われ、傷つきながらも、学び、声を上げ続ける——〈女性〉が教育を受けられない唯一の国、タリバン支配下のアフガニスタン。夢も希望も奪われ、傷つきながらも、学び、声を上げ続ける——

撃たれた自由の声を撮れ

8月1日(土)より『撃たれた自由の声を撮れ』/8月15日(土)より『撃たれた自由の声を撮れ』[東京]ポレポレ東中野、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開8月1日(土)より『撃たれた自由の声を撮れ』/8月15日(土)より『撃たれた自由の声を撮れ』[東京]ポレポレ東中野、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
  • ハワの手習い
  • STATEMENT

note

監督・撮影・製作:ザイナブ・エンテザール
編集:モハマド・サミプール 制作:Lumier Film
日本語字幕:吉田ひなこ 字幕監修:後藤絵美、アウィード 配給:東風
アフガニスタン|2024年|70分|ダリー語|DCP|
英題:Shot the Voice of Freedom (C) Lumier Film

予告動画

2021年8月。

米軍が撤退し、タリバンが首都カーブルを含むほぼ全土を掌握。20年にわたる民主政権が崩壊した。タリバン復権によってふたたび女性たちは外で働く場を失い、教育の機会を奪われ、少女たちは親よりも年の離れた男たちと結婚させられ、家に閉じ込められる──。
ラシュミンとナスタランの姉妹は、ほかの女性たちと共に街に出ては声を上げる。「私たちはひるまない」。銃を構えた男たちに言い放ち、この国の現状を発信すべくスカーフにスマートフォンを隠し撮影する。
親族宅などを転々としながら抵抗を続けるが、家父長制が支配する社会。デモに参加する女性たちを父親は軽蔑し、隣人からの密告にも怯える日々だ。殺されるかもしれない、血の凍る思いをしてもなお街に飛び出していくラシュミン。次世代に同じ苦しみを経験させたくない、その想いが彼女を突き動かす。「未来の子どもたちだけは私たちアフガン女性を誇りに思うはず」。

“次は平和な世界で会いましょう”彼女たちの願いを、世界はいつ叶えられるというのか。“次は平和な世界で会いましょう”彼女たちの願いを、世界はいつ叶えられるというのか。

この怒りと絶望を私たちは直視出来ているだろうか。世界に届けなければこの声は無かったものにされてしまう。沈黙は、この現実を受け入れ認めていることになってしまう──女性監督であるザイナブ・エンテザールも自らと家族の身に危険を感じながらも、暴力に立ち向かう彼女たちの闘いの日々に追随する。
亡命先で完成した本作は世界各国の映画祭を渡り歩き、多くの人に痛みと連帯の想いが刻まれ続けている。タリバン復権から5年、そして世界中が戦禍のいま、“平和国家日本”の足元が揺らぐこの国で劇場公開となる。命がけの抵抗の記録を、遠い国の物語で終わらせていいはずがない。

コメント

順不同・敬称略
  • 女は通りに出る。女はプラカードを掲げる。女は声を上げる。女は黙らない。女は世界を変えてきた。女は今までもこれからも。

    eri
    (デザイナー、アクティビスト)
  • 銃を向けられ、逮捕や死の恐怖に晒されながら、それでも生ある限り抗う。アフガンの女性活動家たちが闘うのは彼女たちが英雄だからではない。闘う以外に、己の生、隣人の生を守る術がないからだ。
    なあ、これを見て黙ってられるか?

    高島鈴
    (ライター、アナーカ・フェミニスト)
  • 女性たちを黙らせるために撃たれた銃弾はそれほど遠くに届かない。
    でも、彼女たちの声は国境を越えて、私たちのところまで届いた。
    「口を噤んで静かにしているままだと“不満はない、幸せなんだ”と勘違いされる 」
    私たちはいま、静かにしていてよいのだろうか。
    「どうかタリバンをやっつけてください」と泣きながら祈るこどもの姿を見たあと、私たちはどこに、どんな声を届けたくなるだろうか。

    坂口涼太郎
    (俳優)
  • 女性への暴力と差別はタリバンの再支配から始まったわけではない。米国支配下でも女性への抑圧は無くならなかった。戦争、経済制裁による深刻な人道危機は女を苦しめる。先進国と言われる中で日本のジェンダーギャップ指数は最下位。ジェンダー平等実現と反戦平和は表裏一体だ。軍拡で再び世界を脅かそうとしている日本。私たちは国境を越え女性解放の為に闘う女たちと連帯していかなければならない。

    菱山南帆子
    (市民運動家)
  • 教育や社会進出の機会を奪われたアフガニスタンの女性たちが、撮影用のスマートフォンやメッセージパネルを衣服の奥に潜ませ、危険な路上へと向かう。2020年代、政治の私物化が横行する国際社会で引き裂かれてゆく多くの人々を励ますであろう勇敢なハンドメイド・ドキュメンタリー。現在のタリバンは、アメリカCIAなどのテコ入れで生まれた冷戦下の産物であること、ムスリムを常に「遅れた存在、危険な存在」として差別的に表象しながら飽くことなき搾取を繰り返してきた西側諸国の一端に我々日本人もいることに留意しながら観てほしい。悪政の負債を負うのは常に市井の人々だが、その魂と手のひらに灯った火は、尽きることなく手渡されていく。闇の中に取り残された誰かに向けて。

    七尾旅人
    (シンガーソングライター)
  • ラシュミン、ナスタラン。タリバン政権による圧政下で声を上げるふたりの姉妹。
    彼女らの呼びかけで路上に集う女、女、女。銃を持った兵士たちがそれをあざ笑う。
    女たちは女たちの名前を叫ぶ。殺された女。連れ去られた女。女たちの解放を切望する声、声、声。
    撮るのも撮られるのも命がけの現場で、エンテザールはそれを記録する。
    スクリーンを通して、われわれは彼女らの声を聞く。
    いま、確かに聞いたのだ——

    瀬尾夏美
    (作家、アーティスト)
  • 感動したい、笑いたい、泣きたい。映画を映画として楽しみたい。
    そんな期待を胸に、劇場の扉を開くことは多いと思う。
    ただ、映画は誰かにとっての生命線になることがある。そのことをどうか覚えておいてほしい。
    芸術の根幹を思い出させる、あまりにも切実な映画だ。

    藤元明緒
    (映画作家)
  • 「みんなが口を噤んだままだと“不満はない、幸せなんだ”と勘違いされる」「“静かだから満足しているな”ってね」——そんな彼女たちのあげた声に応えるべきは、世界であり、私なのだ。

    安田菜津紀
    (メディアNPO Dialogue for People副代表/フォトジャーナリスト)

監督メッセージ &
プロフィール

監督・撮影・製作:ザイナブ・エンテザール ZAINAB ENTEZAR
撮影当時、私も多くのアフガニスタンの女性たちと同じように、恐怖、避難、そして安定を失う痛みを抱えながら生きていました。彼女たちと同じ場所に立ち、恐れや苦悩、希望を分かち合う者としての視点からこの作品は生まれたのです。私はこの映画を「アフガニスタンだけの物語」とは捉えていません。人間の自由、尊厳、教育、そして存在そのものの権利が脅かされるときに何が起こるのか。世界のどこであっても起こりうる普遍的な問題を映し出しています。映画は文化や国境を越えて理解を生み出し、自由を求める闘いが特定の国や民族だけのものではないことを、私たちに静かに思い起こさせてくれます。日本の皆さんに、本作を「同情」ではなく、「人としての結びつき」を持って受け止めていただければ嬉しいです。

監督・撮影・製作:
ザイナブ・エンテザール
ZAINAB ENTEZAR

アフガニスタンの映画作家、プロデューサー、ライターで、国際映画祭で審査委員も務める。2014年に短編『Maryam』でデビューし、続く『House (Home)』(2016)はロカルノ国際映画祭で公式上映作品に選定された。『Bicycle』(2016)や『Rise and Shine』(2023)など、以後の作品も170以上の国際映画祭で上映され、多くの賞を受賞。最新長編ドキュメンタリーとなる本作は、アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭でのプレミア上映以降、多くの映画祭で上映され、複数の賞も受賞している。現在は亡命生活を送りつつ、アフガニスタンの女性たちの声を世界に向けて拡げ届ける映画制作や執筆活動を継続している。

劇場情報

8/15(土)ロードショームビチケ前売り券(オンライン)¥1500(税込)発売中!
ムビチケ
ムビチケを利用した座席指定には、「ネットでの座席指定」と「映画館での座席指定」の2種類がございます。
ご利用いただける映画館によって異なりますのでご注意ください。 ムビチケ対応映画館についてはこちらよりご確認ください。
記載のない場合は、映画館までお問い合わせください。
2026年7月30日現在

劇場イベント情報


【公開記念!インスタ&X 感想投稿キャンペーン】
日本国内でアフガニスタンの女性たち子どもたちの支援をされている
RAWAと連帯する会
EJAAD(エジャード)」にご協力いただきプレゼントキャンペーンを実施!
詳しくは【こちら
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【初日『ハワの手習い』来場者プレゼント!】
抽選で、平和を想うことりのバッチをプレゼント!
詳しくは【こちら

<実施劇場>
8月1日(土)
ポレポレ東中野 12:00の回*当選:5名様
ヒューマントラストシネマ有楽町 13:00の回*当選:5名様

8月8日(土)
第七藝術劇場 12:05の回*当選:5名様


【ポレポレ東中野トークイベント】
8月1日(土)16:00の『ハワの手習い』上映後
ナジーバ・ヌーリ監督による舞台挨拶(オンライン)

8月6日(木・サービスデー)12:00の『ハワの手習い』上映後
安田菜津紀さん(Dialogue for People副代表/フォトジャーナリスト)、佐藤慧さん(Dialogue for People代表/フォトジャーナリスト)によるトーク

8月8日(土)14:10『ハワの手習い』の上映後
金井真紀さん(文筆家・イラストレーター)によるトーク

北海道・東北

関東

地域 劇場 ハワ 撃たれた
東京都中野区 ポレポレ東中野 8月1日(土)~ 8月15日(土)~
8/1(土)初日, 8/6(木・サービスデー)劇場イベント開催
東京都千代田区 ヒューマントラストシネマ有楽町 8月1日(土)~ 8月15日(土)~
備考
東京都青梅市 シネマネコ 8月28日(金)~9月17日(木) 8月28日(金)~9月17日(木)
備考
神奈川県横浜市 横浜シネマリン 9月5日(土)~ 9月5日(土)~
備考
埼玉県川越市 川越スカラ座 9月12日(土)~9月25日(金) 9月12日(土)~9月25日(金)
備考
栃木県宇都宮市 ヒカリ座 11月6日(日)~ 11月6日(日)~
備考

中部

地域 劇場 ハワ 撃たれた
愛知県名古屋市 ナゴヤキネマ・ノイ 8月22日(土)~ 8月22日(土)~
備考
長野県長野市 長野相生座・ロキシー 10月2日(金)~10月8日(木) 10月2日(金)~10月8日(木)
備考
富山県富山市 ほとり座 8月29日(土)~9月4日(金) 近日公開
備考

近畿

地域 劇場 ハワ 撃たれた
大阪府大阪市 第七藝術劇場 8月8日(土)~ 8月15日(土)~
備考
京都府京都市 京都シネマ 8月14日(金)~8月27日(木) 8月21(金)~9月3日(木)
備考
兵庫県神戸市 元町映画館 近日公開 近日公開
備考

中国・四国

地域 劇場 ハワ 撃たれた
広島県広島市 横川シネマ 近日公開 近日公開
備考
愛媛県松山市 シネマルナティック 近日公開 近日公開
備考

九州・沖縄

地域 劇場 ハワ 撃たれた
福岡県福岡市 KBCシネマ1・2 近日公開 近日公開
備考
宮崎県宮崎市 宮崎キネマ館 9月11日(金)~9月17日(土) 9月18日(金)~9月24日(土)
備考
沖縄県那覇市 桜坂劇場 9月19日(土)〜10月2日(金) 9月19日(土)〜10月2日(金)
備考