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2021.04.15

石田智哉監督『へんしんっ!』6/19(土)より公開決定!

第42回ぴあフィルムフェスティバル「PFFアワード2020」グランプリ 石田智哉監督『へんしんっ!』
6/19㊏より、ポレポレ東中野、シネマ・チュプキ・タバタにて公開スタート! ほか全国順次公開決定!


体とからだ、人とひと。ちがうをつなぐ、こころとは。
さまざまな「ちがい」を架橋するひとたち 電動車椅子を使って生活する石田智哉監督は、「しょうがい者の表現活動の可能性」を探ろうと取材をはじめた。演劇や朗読で活躍する全盲の俳優・美月めぐみさん、ろう者の通訳の育成にも力を入れているパフォーマーの佐沢静枝さん。多様な「ちがい」を橋渡しするひとたちを訪ねる。石田と撮影、録音スタッフの3人で始まった映画制作。あるとき石田は「対人関係でちょっと引いちゃうんです。映画でも一方的に指示する暴君にはなりたくないと思っていて…」と他のスタッフに打ち明けた。対話を重ねながら、映画のつくり方も変化していく。

とまどい、揺れながら、変わりつづけるその先に――
石田自身の心と体にも大きな転機が訪れる。振付家でダンサーの砂連尾理さんは、「しょうがい」を「コンテクストが違う身体」という言葉で表現した。「車椅子を降りた石田くんがどんなふうに動くのかを見てみたい」。そう誘われて、石田もパフォーマーとして舞台に立つことに。それは多様な動きが交差するダンスという関係性の網の目にみずからをあずける体験でもあった。とまどい、揺れながら、またあらたな表現の可能性が拓かれていく。

映画のプロが激賞する あたらしいドキュメンタリーの誕生
完成した映画は、第42回ぴあフィルムフェスティバル「PFFアワード2020」グランプリに輝いた。審査に関わった映画のプロたちが「とにかく興奮した」「映画をつくる楽しみが、画面全体から伝わってきた」と激賞した。映画の登場人物たちが迎える大団円を見つめる私たちは、スクリーンから溢れ出す表現する歓びに震え、知らぬ間に「へんしん」してしまった自分自身に、心の底から驚くだろう。

<<驚きも戸惑いも、気づきも発見も、みんなでシェアする「オープン上映」>>
本作は、石田智哉監督が探究したものを表現するため、「日本語字幕」をスクリーンに投影し、「音声ガイド」を劇場内のスピーカーから流します。それをみんなで観ることによる気づきや発見をシェアしたいとの思いから、このかたちを「バリアフリー上映」ではなく、「オープン上映」と名付けました。はじめは驚きや戸惑いがあるかもしれませんが、ご覧になった一人ひとりがあたらしい感覚をひらき、面白さを感じてもらえたらうれしいです。(*ユニバーサルシアター シネマ・チュプキ・タバタでは、音声ガイドは劇場内のスピーカーではなく、イヤホンから流れます。)

🎬予告編🎬
YOUTUBE:https://youtu.be/JRND0tcrNIg
公開に向けて、別バージョンも制作予定です。どうぞお楽しみに!

🌷6/19㊏より公開🌷
東京都中野区:ポレポレ東中野(03-3371-0088)https://pole2.co.jp/
東京都北区:シネマ・チュプキ・タバタ(03-6240-8480)https://chupki.jpn.org

🌼順次公開🌼
劇場情報ページ:https://henshin-film.jp/index.php#theater
神奈川県横浜市:横浜 シネマ・ジャック&ベティ(045-243-9800)
愛知県名古屋市:名古屋シネマテーク(052-733-3959)
新潟県新潟市:シネ・ウインド(025-243-5530)
富山県富山市:ほとり座(076-422-0821)
大阪府大阪市:第七藝術劇場(06-6302-2073)
京都府京都市:京都シネマ(075-353-4723)
兵庫県神戸市:元町映画館(078-366-2636)
広島県広島市:横川シネマ(082-231-1001)
愛媛県松山市:シネマルナティック(089-933-9240)

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