フォトジャーナリスト・広河隆一による初長編ドキュメンタリー
英題:NAKBA Palestine 1948
監督:広河隆一 プロデューサー・構成・編集:安岡卓治
製作・著作:広河隆一パレスチナ記録映画制作委員会(広河隆一事務所、『1コマ』サポーターズ)
制作協力:安岡フィルムズ
2008年|日本|131分
(c)Ryuichi HIROKAWA
2008年 バハレーン国際人権映画祭
2008年 シカゴ・パレスチナ映画祭
1948年イスラエルが建国され、70万人以上のパレスチナ人が難民となった。動乱の中東の核心には、NAKBA(=大惨事)と呼ばれる事件がある。このことをどれほど多くの人が知っているのだろうか。現在、報道写真月刊誌「DAYS JAPAN」の編集長を務め、数々の戦場を取材してきた広河隆一は、40年間パレスチナを追い続けている。撮りためてきた写真は数万枚、映像は千時間を越える。一般の有志による『1コマ』サポーターズの支援のもと、その貴重な写真・映像から『パレスチナ1948・NAKBA』が完成した。 今から約60年前、1948年に一体何が起こったのか。廃墟と化し地図から消えた村々の徹底した取材によって、隠され続けた歴史がいま、姿を現す。