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演劇1

2012年10月20日(土)渋谷・シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
演劇1
珠玉の合計5時間42分!大長編ドキュメンタリー1部作、4年の歳月と300時間以上の映像素材を経て、ついに完成。
想田和弘監督が迫る平田オリザと青年団、そして現代社会!!!!!!
英題:Theatre1
出演:平田オリザ 青年団・こまばアゴラ劇場の人々
監督・製作・撮影・編集:想田和弘
製作補佐:柏木規与子
製作:ラボラトリーX
助成:独立行政法人国際交流基金ドキュメンタリー助成プログラム
配給:東風
2012年/日本・米国/172分/(C)2012 Laboratory X, Inc.

第34回ナント三大陸映画祭(2012)若い審査員賞 受賞
第17回釜山国際映画祭2012 ドキュメンタリーショーケース正式出品
平田オリザの世界。
芸術とは何か?
日本の演劇界を永久に変えた、平田芸術の理論と実践。
その神髄にカメラが迫る!

日本を代表する劇作家で演出家の平田オリザと、彼が主宰する劇団・青年団。『演劇1』は、その創作現場にカメラを向け「平田オリザの世界」を徹底解剖する。台詞や動きがあまりに複雑かつ自然な平田作品を、即興の産物であると勘違いする観客もいる。しかし、台詞はすべて平田によって戯曲に書き込まれ、俳優の動きや仕草は細心の注意を払って練り上げられたものである。したがって、稽古場は修羅場と化す。現実世界を原寸大で再現した、精密モデルのような超リアルな舞台の裏では、極めて不自然で徹底的な操作が行われているのだ。「“本当の自分”などない。人間とは“演じる生き物”であり、あるのはペルソナだけだ」と平田は喝破する。想田和弘監督は、戯曲の執筆、稽古、照明、美術、劇団運営の実際など、あらゆる活動に密着し、その哲学や方法論、組織論を描き出す。同時に、人類誕生以来、太古の昔から続いてきた「演劇」という営みに挑むのだ。
  • おかえり ただいま
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