『戦場でワルツを』アリ・フォルマン監督最新作
ハリウッド実力派俳優とタッグを組み、20世紀SF界の巨星スタニスワフ・レムの傑作を待望の映画化
原題:THE CONGRESS
出演:ロビン・ライト、ハーヴェイ・カイテル、ジョン・ハム
ポール・ジアマッティ、コディ・スミット=マクフィー、ダニー・ヒューストン
サミ・ゲイル、マイケル・スタル=デイビッド、マイケル・ランデス、サラ・シャヒ
監督 アリ・フォルマン
脚本 アリ・フォルマン アニメーション監督:ヨニ・グッドマン
編集:二リ・フェレー 音楽:マックス・リヒター
原作:スタニスワフ・レム「泰平ヨンの未来学会議」
日本語字幕:和泉珠里(日本映像翻訳アカデミー) 字幕監修:柳下毅一郎
配給・宣伝:東風+gnome
2013年|イスラエル・ドイツ・ポーランド・ルクセンブルク・フランス・ベルギー|120分|
(C)2013 Bridgit Folman Film Gang, Pandora Film, Entre Chien et Loup, Paul Thiltges Distributions, Opus Film, ARP
カンヌ国際映画祭2013 監督週間 オープニング作品
ファンタスティック・フェスト2013 ファンタジー部門三冠 最優秀作品賞・最優秀脚本賞・最優秀女優賞
ヨーロピアン・フィルム・アワード2013 長編アニメーション部門 最優秀作品賞
東京アニメアワードフェスティバル2014 コンペティション部門 グランプリ
国際シネフィル協会賞2014 2013最優秀未公開作品賞
シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭
カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2013 正式出品
バンクーバー国際映画祭2013 正式出品
BFIロンドン映画祭2013 正式出品
『戦場でワルツを』で、自らの戦争体験をドキュメンタリーアニメーションとして描き、世界を震撼させ、アカデミー外国語映画賞®にノミネートもされたフォルマン監督。今作では、『惑星ソラリス』の原作「ソラリスの陽のもとに」で知られるSF界の巨星レムの「泰平ヨンの未来学会議」を映画化。監督は、映画の舞台を近未来のハリウッドに設定し、荒唐無稽なレムのSF小説の世界をアニメーションと実写を駆使したダイナミックで独創的な表現で映像化。観る者すべてを魅了する。
主演であり本作のプロデューサーとしても名を連ねるロビン・ライト(『フォレスト・ガンプ/一期一会』)は、ハリウッドで一躍脚光を浴びた女優が齢をかさね、母として役者として生きぬく本人役。他にも、名優ハーヴェイ・カイテルや躍進めざましいゴディ・スミット=マクフィー(『モールス』『猿の惑星:新世紀』)らが脇を固め、イマジネーション溢れる本作に確かな輪郭をあたえている。さらに、すべて手書きの線画枚数は合計6万枚以上のアニメーション。監督ならではのユーモアがそこかしこに散りばめられており、フライシャー兄弟へのオマージュでもある。