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ザ・ビッグハウス

2018年6月9日(土)渋谷・シアター・イメージフォーラムより、他全国順次公開
ザ・ビッグハウス
ディス・イズ・ア・メ・リ・カ!
「観察映画」史上最高のスペクタクルで描かれるアメリカ合衆国の光と影
原題:THE BIG HOUSE
監督・製作・編集:想田和弘
監督・製作:マーク・ノーネス、テリー・サリス
監督:ミシガン大学の映画作家たち
配給:東風 + gnome
2018年|アメリカ合衆国・日本|119分
(C) 2018 Regents of the University of Michigan

2018年 第68回ベルリン国際映画祭 批評家週間 正式招待

ついに想田和弘がアメリカで観察映画を撮った。しかも舞台は、全米最大のアメリカンフットボール・スタジアム、通称“ザ・ビッグハウス”。パブリック・アイビーと称される名門ミシンガン大学が誇るウルヴァリンズの本拠地だ。収容人数は10万人以上、地元アナーバー市の総人口に迫る。
想田を含めて17人の映画作家たちが廻すキャメラが捉えたダイナミックなプレイ、熱狂する観衆、バックヤードで国民的スポーツを支える実に様々な人々…。それらの映像群が、想田の大胆かつ緻密なモンタージュによって、まるで巨大な生命体のように機能するスタジアムの全貌を描き出していく。
それは現代アメリカの縮図でもある。教育とスポーツとビジネスの関係。人種や階級、格差、宗教問題。台頭するナショナリズムやミリタリズム…。アメリカが誇る文化と、抱える問題とが、“ザ・ビッグハウス”という小宇宙に浮かび上がる。奇しくも撮影は2016年の秋、ドナルド・トランプ大統領誕生へと至る選挙戦の最中に行われた。
  • おかえり ただいま
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