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おかえり ただいま

2020年9月19日(土)よりポレポレ東中野ほか全国順次公開
おかえり ただいま
国民の8割が死刑を容認する日本。
最愛の人を奪われたとき、私たちは何を望むのか?
出演:斉藤由貴 佐津川愛美 浅田美代子 大空眞弓 須賀健太 天野鎮雄 矢崎由紗
監督・脚本:齊藤潤一 プロデューサー:阿武野勝彦
音楽プロデューサー:岡田こずえ 音楽:村井秀清 主題歌:「Home」ミナコ“ムーキー”オバタ
撮影:村田敦崇 坂井洋紀 米野真碁 VE・カラリスト:飯澤康平 録音:水谷渉 照明:林良樹
音響効果:久保田吉根 柴田勇也 美術プロデューサー:高宮祐一 中西忠司 美術:武井大浩
タイトル:波多野紗耶子 CG:大塚順子 丸山弘樹 記録:須田麻記子 編集:山本哲二
助監督:服部綾奈 助監督・取材:繁澤かおる
製作・著作・配給:東海テレビ放送 制作協力:日本映画専門チャンネル 配給協力:東風
2020年|日本|112分
(C)東海テレビ放送
名古屋闇サイト殺人事件——2007年8月24日深夜、帰宅途中の女性が拉致、殺害され、山中に遺棄された。犯人は、携帯電話のサイト”闇の職業安定所”で知り合った3人の男たち。マスコミの報道は過熱、娘を奪われた母は加害者全員の死刑を望んだ。しかし、立ちはだかったのは「1人の殺害は無期懲役が妥当」という判例。母は街頭に立ち、極刑を求めて約33万筆の署名を集めた。裁判は1人が死刑、2人に無期懲役。その後、無期の1人に別の強盗殺人の余罪が発覚し、死刑が確定した。

事件発生直後から被害者の母を取材してきた東海テレビは、ドキュメンタリー「罪と罰~娘を奪われた母 弟を失った兄 息子を殺された父~」(2009年4月)を放送。その後も撮影を継続し、死刑執行後に犯人の父親の肉声を収録した。しかし、それだけでは表現できないことがあった。それは、事件前の母と娘のかけがえのない日々。母を斉藤由貴、娘を佐津川愛美が演じ、在りし日の家族を蘇らせた。さらに、凄惨な事件を起こすに至った男の生い立ちを浮かびあがらせる。
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