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春を告げる町

2020年3月21日(土)より東京・ユーロスペースほか全国順次公開
春を告げる町
本当の復興とは何か?
その答えを、希望とともに映し出す。
英題:Hirono
監督・撮影:島田隆一
プロデューサー:加賀博行 島田隆一 助監督・録音:國友勇吾
編集:秦岳志 整音:川上拓也 音楽:稲森安太己
協賛:アサヒグループホールディングス株式会社
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
製作:広野町 JyaJya Films 配給:東風
2019年|日本|130分
(C) JyaJya Films

2019年 山形国際ドキュメンタリー映画祭2019 ともにある Cinema with Us
2019年 第11回DMZ国際ドキュメンタリー映画祭 アジアコンペティション
東日本大震災の発生直後から全町避難を余儀なくされ、東京電力や自衛隊の前線基地となった福島県双葉郡広野町。あれから9年——「復興五輪」をかかげる2020年東京オリンピックの聖火リレーは、この町からスタートする。 けれど、その「復興」って何だろう? 「絆」「再生」「共同体」といった言葉に、つい白々しさを感じてしまう……そんなあなたにこそ、この映画を観てほしい。

『春を告げる町』が描くのは、華やかでシンボリックなセレモニーの後景で、こつこつと日々の暮らしを築いていく人びとの営み。この土地で新たに生まれ、すくすくと育っていく子どもたちの物語。被災体験をモチーフに演劇をつくりあげる高校生たちの青春。広野町を流れるいくつもの時間が交差し、重なりあい、やがて未来をかたちづくっていく。

監督は『ドコニモイケナイ』で2012年度日本映画監督協会新人賞を受賞した島田隆一。編集を手がけたのは『息の跡』『愛と法』などの秦岳志。果たして本当の復興とは何か? 言葉にできないその答えを、映画はそっと静かに映し出す。
  • おかえり ただいま
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