気鋭の映画作家たちと観る“新しい古典映画”
ようこそ、アートハウスへ
企画・運営:東風 企画協力:ユーロスペース
協力:アイ・ヴィー・シー/ノーム/太秦/コミュニティシネマセンター/ポルトガル大使館/シネマテッカ・ポルトゲーザ/日活
技術協力・予告篇制作:restafilms WEB制作:坂元純(月光堂) デザイン:loneliness books
文化庁委託事業「文化芸術収益力強化事業」
1970年代から今日まで続く日本の〈アートハウス〉は、“ミニシアター”という呼称で親しまれてきました。ここは世界中の映画と刺激をもとめる観客とが出会う場所。多様な映画体験によって、未来の映画作家だけでなく、さまざまなアーティストを育む文化的ビオトープとしての役割を担ってきました。上映されるのは、ただ楽しむための作品だけではありません。目を覆うほどグロテスクで、心をズタズタに引き裂く映画もあれば、ため息が出るほど美しい眼福の映画もあります。〈アートハウス〉の暗闇でスクリーンが反射する光を浴びることは、多かれ少なかれ——私たちの生き方を変えてしまう体験なのです。
「現代アートハウス入門」では、〈アートハウス〉の歴史を彩ってきた傑作を「ネオクラシック(新しい古典)」と呼び、東京・ユーロスペースなど全国18の映画館で、7夜連続日替わりで上映します。さらに、2000年以降にデビューした気鋭の映画作家が講師として登壇し、各作品の魅力を解説。作品から受けた影響なども語ります。その模様を開催劇場のスクリーンに投影、みなさんとこれからの〈アートハウス〉についての知見を共有します。ぜひこの機会に〈アートハウス〉のドアを開けてみませんか?