大ヒット映画『どうすればよかったか?』(24)でプロデューサーを務めた淺野由美子の監督デビュー作であり、藤野知明が撮影・編集・プロデューサーを務め、二人三脚で作り上げた、
【ドキュメンタリー映画『遊歩 ノーボーダー』】が5月23日(土)よりポレポレ東中野ほか全国順次公開されます!
本作は日本におけるピアカウンセリングのパイオニアのひとりである安積遊歩(あさか・ゆうほ)さんの軌跡と現在を追ったドキュメンタリーです。
これから、公開についてお知らせしていきますのでどうぞお楽しみに!
イントロダクション
越える つながる 愛する
自由のためにつきすすんできた遊歩さん。一緒になら行ける、ひとりでは届かない場所へ。
社会に向けて強い信念で声をあげたかと思えば、そばに集う人びとの言葉に優しく頷き、ユーモア交じりに語らい合う。くるくると豊かに変わる表情。
1956年福島生まれの遊歩さん。幼いころから学びを諦めさせられ、障がいや性別によって差別し、排除しようとする社会に憤りを抱えてきた。ずっと自分の居場所を探していた。そんななか繋がった「福島県青い芝の会」、米国留学で出逢った自立生活運動、そしてフェミニズム。
それらのすべてを糧に日本初の自立生活センターの設立に尽力し、国際会議に参加、優生保護法を変えるきっかけにもなった。そして奇跡だと感じた妊娠、出産。――叶わぬ夢や恋で絶望することもあった。それでも今はっきりと言える。「私は私が一番いい。あなたはあなたで一番いい」。
遊歩さんの言葉に、身体にエンパワーメントされた淺野由美子による監督デビュー作。『どうすればよかったか?』(24)で併走した藤野知明が撮影・編集・プロデューサーを務め、二人三脚で作品を作り上げた。
カメラは、車椅子でぐんぐん進んでいく遊歩さんを追いながら、彼女のパワーの源とその想いを受け止めてきた人びとも映し出す。激しくぶつかり合う姉と父親の間で揺れ動いてきた妹の愛子さん。同じ特徴を持って生まれ、海外で障がいのある人の権利向上を図る研究所に勤めながら大学院にも通う娘の宇宙さん。そして、自由な関係を築きながら日々をともにする若い介助者たち。
私たちはひとりでは生きていけない。誰もが、誰かと支えあいながら生きている。遊歩さんの軌跡を辿っていくと、私たちも一緒に、これからどこまでも行けそうな気がする。
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