TOP > CATALOG > 国葬の日

国葬の日

2023年9月16日(土)より東京・ポレポレ東中野ほか全国順次公開
国葬の日
2022年9月27日――
私たちは何を見たのか?
大島新監督が描く現代日本の肖像
監督 大島新
取材・撮影 [東京]大島新 三好保彦 [下関]田渕慶 [京都] 石飛篤史 浜崎務
[福島]船木光 [沖縄]前田亜紀 [札幌]越美絵 [奈良]石飛篤史 浜崎務 [広島]中村裕
[静岡]込山正徳 [長崎]高澤俊太郎
編集 宮島亜紀 整音・効果 高木創 監督補 船木光 制作スタッフ 中村有理沙
プロデューサー 前田亜紀 制作 ネツゲン 配給 東風 
2023年/日本/88分/DCP/ドキュメンタリー
2022年9月27日――安倍晋三元首相の国葬が東京・日本武道館で執り行われた。
その賛否を問う世論調査の結果は、各社ともおおよそ賛成4割、反対6割。
なぜ人々の意見はかくも激しく対立したのか? あの国葬は、果たして何だったのか?

国論を二分した国葬の当日、『なぜ君は総理大臣になれないのか』『香川1区』の大島新監督が、全国10都市――東京、山口、京都、福島、沖縄、北海道、奈良、広島、静岡、長崎でキャメラをまわし、人々の姿を記録した。

◤大島新監督メッセージ◢
こんにちは、大島新です。2022年9月、安倍晋三元首相の国葬が近づくにつれ、自民党の議員と旧統一教会の関係が次々と明るみになり、世論調査では国葬反対の声が増していきました。またか。私はこの空気に懐疑的でした。「みんなが反対と言っているから反対」しているように思えたからです。日本人の多くは、少数派の側にいたくない。この数年、私がつくづく感じていることです。だって、そのわずか2か月前、安倍さんが亡くなった2日後に行われた参議院選挙で自民党を大勝させたのも、日本の有権者でしたから。そこで、9月27日に全国10都市で撮影をする映画を作ると決めました。国葬や安倍晋三さんという人のことを、本当のところどう思っているのか、人々のリアルな思いを知りたかったのです。話を聞かせてくださった方は数十人ですが、そこには実に様々なバリエーションがありました。日本人とは、何なのか。私自身が、この映画を作る過程で多くの発見をし、かつ、完成版を観てたいへん困惑しています。
  • おかえり ただいま
  • おかえり ただいま
  • おかえり ただいま
  • おかえり ただいま